2010.02.01 Monday 00:01

委託情報【tokio】

唐突ですが委託を始めました。
(そしてあけましておめでとうございます)

匣の匣」という吉祥寺にあるレンタルスペースでございます
所謂ボックスのお店なのですが
看板が韮沢靖氏のものだったり、massaging capsuleさんのお洋服が置いてあったり
こ、ここにいてほんとにいいんですか・・・!?
というかんじが半端なくあります。
精一杯がんばろうと思います。


こういう風に棚が沢山ある中のこの謎の茶色い引き出し。


新星急報社です。
今回はちょっとガーリーなイメージのありながらも
化石などを使ったアクセサリー。


お話があるのです。

 彼女に出会ったのは、私がまだ幼い頃のことでした。親類の集まりに居た彼女はどこかその場から浮き出ているような妙な雰囲気を持っており、今そのことを思い出しても、古い褪せた写真に真新しい印刷物から姿を切り抜いて重ねたような違和感があるのです。
 彼女がそのような場にいることは稀なようでしたが、皆が彼女のことを知っているのでした。□□や、と呼ばれる彼女の名前は、何故か私の耳でうまく捕らえることはできませんでした。後日その姿を説明すれど、皆ああ、あのひとね、と納得してはくれるものの、私と一体どのような縁なのかすらも、いとこなのか、叔母なのか、誰かの妻なのか、娘なのかそれすらもわからないのです。
 段々と私が成長し私の世界が広がりつつあった頃、彼女は私の生活に度々現れだしたのでした。はじめは嘗てのように親類として、または雑踏のうちの通りすがり。学友の一人として。病院の待合で、図書館の隣の席に、駅で購うパンの売り子に、私は彼女を見ました。
 もちろん、後で気づくことも多くあります。しかし私もいつの間にか彼女の出現に慣れ、その存在を認め、目を見れば微笑むようになったとき、彼女から稀に贈り物をもらうことがありました。彼女はそれを「おみやげ」だと言いました。
 彼女がどこに旅に出、なぜ私に土産など渡すのか、そんなことは解かりません。ただ私の手元にはあやしい化石やガラス、がらくたなどがだんだんと増えていたのです。
 私はそれを一つに組み上げてみる事にしました。あわせたところで何も解からない一つの塊ではありますが、彼女にもし合うことがあればこれを見せたいと思っています。
 ただ私も成長しすぎたのか最近は彼女に会うことが少なくなってきました。そこで作った塊の中から幾つかをこういった謎を好んでもらえる方にお持ちいただければと思って、この度このような場所をお借りした次第です。どうかこの塊を身にお付けになって、彼女に会ったなら、私のかわりに微笑んでいただけないでしょうか。


当分、このような考えでこの匣はやっていきたいとおもっております。
ご興味をもたれた方、是非どうぞおこしください。

なお、このお話とアクセサリーの写真をカタログにしたものを置いているのですが
これが欲しい、というお声もちらちら戴いておりまして・・・。
ちょっと需要があればご用意しても良いかなあと思っておりますので
なにかありましたら、是非メールやメッセージや@やDでお知らせください。
よろしくお願いいたします。
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